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健康経営

健康経営の取り組み

近鉄コスモスは従業員の健康を経営課題として捉え、実行力を伴って健康経営に取り組むため、2022年に「健康経営宣言」と「健康経営方針」を制定し、2023年より「健康経営優良法人」の認定を継続して取得しています。

健康経営優良法人認定制度とは

特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから社会的な評価を受けることができる環境を整備することを目的に、日本健康会議が認定する顕彰制度です。

健康経営宣言

当社では、従業員一人ひとりが心身ともに健康でいきいきと働くことができる職場環境と、積極的に健康な体づくりに取組む風土が、健全な企業活動に必要不可欠であると考えます。

「人の力で未来を拓く」という当社Mission Statementのもと、お客様の「安心と信頼」「満足と感動」を追求するために、従業員が「明るく、元気に、笑顔に」なれるよう、全社をあげて取組むことを宣言いたします。

制定日: 2022年10月1日

株式会社 近鉄コスモス
代表取締役 社長執行役員
長谷川 英行

健康経営方針

第1条(目的)

当社は「健康経営宣言」に基づき、従業員の心身の健康保持増進と健康で快適な職場環境の形成を目的として、健康管理についての方針を定める。

第2条(体制)

  1. 当社は、健康管理を推進・実施するため、代表取締役社長執行役員を最高責任者とし、以下、健康経営推進責任者(経営企画部長)の下に健康推進チームを設置する。
  2. 健康推進チームは、健康管理に関しての実施計画を定め、安全衛生委員会および産業医と連携し、実施計画を推進する。
  3. 健康推進チームは、健康管理の状況について部門会議や社内イントラを通じて随時状況を報告する。

第3条(取組)

  1. 当社は、従業員一人ひとりが心身の健康保持増進に自律的に取組めるよう、健康づくりを支援する。
  2. 法令順守を基本とし予防医学の見地から、以下の取組みを体系的かつ包括的に実施する。
  • 職場でのコミュニケーションを活性化させ「職場環境の改善」を推進する
  • 従業員に対する健康啓発や予防接種等の実施により「疾病予防」を推進する
  • 健康診断受診の徹底、診断後の再検査者の管理と保健指導等により「疾病の早期発見・早期措置」を推進する
  • 休業と職場復帰の体制を整備し「疾病の再発防止・重病化予防」を推進する

制定日: 2022年10月1日

株式会社 近鉄コスモス
代表取締役 社長執行役員
長谷川 英行

健康経営戦略マップ

健康経営体制図

健康経営に関する主な指標の実績値

2021年度 2022年度 2023年度 目標値
定期健康診断受診率 88.80% 99.40% 98.60% 100.00%
ストレスチェック受検率 98.40% 96.80% 96.00% 100.00%
高ストレス者率 15.20% 18.90% 17.70% 15.00%
正社員の年休取得率 69.30% 65.90% 70.20% 70.00%
アブセンティーイズム※1 4.48日 3.61日 3.63日 -
プレゼンティーイズム※2 88.08% 88.80% 89.50% -
ワークエンゲージメント※3 47.00% 49.00% 47.70% -
喫煙率※4 21.50% 20.30% 19.30% -
運動:1日30分以上の軽く汗をかく運動をする方※4 22.50% 28.50% 27.90% -
食事:食事バランスが良い方(週3日以上)※4 34.30% 38.10% 36.10% -
睡眠:睡眠での休養(とれている・比較的とれている)方※4 47.80% 52.00% 49.20% -
特定保健指導継続率 80.40% - - -
労働災害率 - - 度数率 5.09
強度率 0.01
-

※1.測定方法は、アンケート方式で調査
※2.測定方法は、WHO-HPQで調査
※3.測定方法は、弊社ストレスチェック結果より
※4.弊社ワークライフバランス調査結果より

主な健康施策

各種健康診断

労働安全衛生法に則り、雇入れ時・定期健康診断を行っております。
また、再検査対象者を保健師と情報共有し、面談や社内通知を通して再検査受診の促進につなげる活動を開始いたしました。定期健康診断受診率100%を目標としています。

ストレスチェックの実施

従業員一人ひとりが行う健康管理のさらなる充実化、働きやすい職場環境の形成を目的に、保健師を実施者としたストレスチェックを年に一度実施しています。

ライフスタイル調査の実施

従業員の健康管理・増進のさらなる充実及び働きやすい職場環境作りを目的に、「ライフスタイル調査」を年に一度実施しております。ライフスタイル調査は、健康診断やストレスチェックでは気づけない生活習慣を調査し、従業員のよりよい健康づくりの参考にいたします。

保健師による講話

ライフスタイル調査から抽出された健康課題や、生活習慣の傾向に合わせた改善方法など、身近な従業員の健康づくりを保健師がオンラインにて紹介しています。
2023年度:約70名視聴

AGEs測定会

AGE「最終糖化産物」(Advanced Glycation Endproducts)とは、過剰に接種した「糖質」と、カラダを主に構成している「タンパク質」が結びつくことで、体内に生成される老化物質の一つです。AGE が体中に蓄積されていくことで老化が進んでいきますが、それだけではなく、いろいろな病気の原因とも考えられています。
センサーに指先をあて約20秒で測定できる機材でスコア化し、栄養士による相談会を開催。生活習慣を見直すきっかけとなっています。
2023年度:役員・部門長8名に実施
2024年度:約220名を対象に実施予定

睡眠チェック

従業員が睡眠に関する項目に回答していくことで、睡眠の質が判定されます。判定結果に基づいた対策を講ずることで睡眠の質を改善し、心身の健康を維持します。
2024年度:約300名を対象に実施予定

ウォーキングイベント

株式会社ONE COMPATH社のウォーキングアプリ「aruku&」を利用し、アプリ内で個人・グループの歩数を一定の期間内で競い合うイベントです。個人賞、グループ賞があり、従業員の健康意識を高めると同時に、職場内でのコミュニケーション向上が図れます。
2023年度:約310名参加(うち協力会社従業員65名)